こびナビ(@covnavi)、突然のプロジェクト閉鎖報告。約3年弱の活動に終止符へ

医クラの記録
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一時期は大臣レクまで行っていたこびナビもここに終了。

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2023年11月30日 突然のプロジェクト閉鎖報告

2023年11月30日、これまで事実上の活動休止状態だったこびナビは、公式X(旧Twitter)アカウントにおいて、「2023年11月末を持って、こびナビプロジェクトを閉鎖する」と発表しました。1

一連のポストは下記参照。(クリニックして拡大してください。)

副幹事の手を洗う救急医Takaこと、木下喬弘氏
「こびナビも役割を終えたかなと思いますので、正式に終了にさせていただきます。」2

同年9月に活動休止を宣言したコロワくんサポーターに続いての休止となります。

2022年時点でほぼ活動休止状態

こびナビ公式が言う通り、組織的な活動としては2022年1月の小児接種に関するリーフレット配布が最後でした。
(※一応その後当時の堀内ワクチン担当大臣にはレクを実施している)

しかし、最後の活動はあまり成果を上げられていませんでした。3

首相官邸「新型コロナワクチンについて」>「年齢階級別の実績」データより。結局、小児接種は低調に留まった。

その他、年ごとの活動は下記の記事にまとめてあります。

「ウイルスは未だそこにあり、社会活動を戻していく方法に議論の余地はあるものの、既に平常に戻す潮流を感じております。」

”日本では80%を超える方が新型コロナワクチンの初回シリーズを終え、70%近い方が3回以上接種した結果、来年度からは年1回程度の任意接種に切り替わっていくこととなりました。”

まあそうなのですが一方で、m3ですらこんな有様で4

医師40.7%「追加接種受けない」、20~30代では過半数に ◆Vol.6
5類移行とともに始まった医療従事者らへの追加接種。今回が6回目の接種となる医師もいる。m3.com医師会員に接種意向を尋ねると、接種を受けるが59.2%、受けないが40.7%だった。年齢が上がるほど「接種を受ける」という回答が増える一方、2...
ついでに、署名のある「千葉雄登」氏はかつてBuzzFeed japan Medicalで岩永氏の元で記事を書いていた人。

とはいえ、”これらの情勢を考慮しても、私たちの当初最大の目的である「新しいワクチンに関する情報提供を行うこと」は達成され”たとのことです。

被害救済制度などへのタッチは一切なし

一方で、新型コロナワクチン接種後に急増した被害救済申請にはとうとう「こびナビ」としては触れることはありませんでした。審査の迅速化などを訴えることもなく、「こびナビ」は活動を終了します。

【健康被害救済制度】新型コロナワクチン 過去45年間全てのワクチン被害認定数累計を超える~厚労省は「申請・認定件数の公表を控えるように」都道府県にメール~(2023年09月06日 サンテレビ)5

上記リンク内、サンテレビの報道より
同じくサンテレビの報道より

https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2023/09/06/71393/

コロナ禍で30倍に 国へのワクチン被害救済申請 審査追いつかず(2023年11月25日 朝日新聞)6

上記朝日新聞記事リンク内より救済制度申請件数推移
コロナ禍で30倍に 国へのワクチン被害救済申請 審査追いつかず:朝日新聞デジタル
国内でこれまで4億回以上接種された新型コロナワクチン。コロナを含む様々なワクチンを接種した後の健康被害を「救済」する国の制度への申請件数が、コロナ前の30倍近くになっている。申請までのハードルが高く…

12月の活動報告を待て

いずれにしろ、”活動報告のまとめ、会計処理などは一部メンバーが継続し、2023年12月中にはクラウドファンディングの活動報告ページに掲載いたします。”とのことです。

最後の報告を待ちましょう。

#こびナビ:コロナワクチンの正確な情報で元の世界を取り戻したい - クラウドファンディング READYFOR
「#こびナビ:コロナワクチンの正確な情報で元の世界を取り戻したい」に関する活動報告ページです。「こびナビ」は新型コロナウイルス感染症や新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報を皆さんにお届けするプロジェクトです。 - クラウドファンディ...

脚注

  1. 2023.11.30 こびナビPost(魚拓)
  2. 2023.11.30 手を洗う救急医TakaPost (魚拓)
  3. 初代代表のインタビューでも「やりきれなかった事」として挙げられている。
  4. m3 「医師40.7%「追加接種受けない」、20~30代では過半数に ◆Vol.6」医師調査2023年5月22日千葉雄登(m3.com編集部)(キャッシュの魚拓)
  5. 【健康被害救済制度】新型コロナワクチン 過去45年間全てのワクチン被害認定数累計を超える~厚労省は「申請・認定件数の公表を控えるように」都道府県にメール~ 2023年09月06日 サンテレビ(魚拓)
  6. コロナ禍で30倍に 国へのワクチン被害救済申請 審査追いつかず(2023年11月25日 朝日新聞)(魚拓)
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