Lumedia(@Lumedia_2022)さん、何だか雲行きが怪しい

医クラ観察
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コロナと直接関係ないですが、以前取り上げた医クラメディアのLumediaについての続報です。

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2023年6月4日 ドクターk@眼科医パパ(@doctorK1991)の退会の告知

何故か4月6日に退会したメンバーについて二か月後の6月4日付けで告知がありました。

確かに今更感はあります。12

このドクターK氏は、LumediaのWriterとして眼科に関する記事を執筆していました。

Lumediaの過去魚拓3より抜粋。

他メンバーの動向?

更にドクターK氏は意味深なツイートを残します4

つまり、Lumedia執筆者が偏っていることから、他にも辞めているが公式からアナウンスされていないのではないか?という疑念もわいているようです。
そこで、弊ブログで実際のLumedia執筆者をLumedia上で公開されている記事から数えてみました。
(2022年1月から2023年5月公開分まで)
結果、殆どが編集長のやさひふ氏(@S96405539)と今回離脱したドクターK氏執筆の記事で占められていました。

©井倉之記 立ち上げメンバーのsekkai氏の執筆が少ないのが寂しい…

特にクラファン時から参加している、バク@精神科医(@DrYumekuiBaku)氏、DIO総合診療医(@generection1)氏、産婦人科医とみー(@obgyntommy)氏の3名ついては、未だLumedia上へ執筆記事の公開が見られませんでした。

Lumediaの各記事には「カテゴリ」というものがあり、各記事が何の医療情報なのか分かるようになっています。このカテゴリの割合も調べましたが、2023年5月までの記事の中で、「精神科」「総合診療」「産婦人科」等のカテゴリ記事は見られませんでした。

©井倉之記 尚ライターの記事数と同じく、カテゴリも皮膚科と眼科が半分以上を占める。

ドクターK氏の離脱により、ほぼ皮膚科メディアになってしまうのでないか、との懸念も。

 「月に最低10本の発信を続ける」?

クラウドファンディング時に記載された「月に最低10本の発信を続ける」5という部分について、疑義を呈されています。6

この約束部分については、下記画像の通り、もともとのクラファン資金の使途として「月間約10本の記事作成で、サイト上に50記事を展開します。」となっており常に最低10本の発信を続けると約したのかは際どい部分でしょう。

クラファンの完了報告でも「50記事の展開」が完了となっており、毎月10記事発表については触れられていません。

ついでにLumediaの月別の公開記事数を数えたところ、2022年6月以外は毎月10記事のノルマに届いていないために、どっちかというと「50記事の展開」を目標としていたと思われます。

©井倉之記 ついでに公開記事数はやや下降気味

また、銀座みやこクリニック氏のつぶやきにある「クラファンの約束を守ったのは、初月(2022年8月)だけだったというお粗末さ、、、」となっていますが、おそらく記事一覧の日付を見て判断されたものと思慮します。
特に序盤に公開されている記事は軒並み2022年8月16日になっていますが、これは記事の更新日であり、初回の公開日とは異なります。7

Lumedia記事一覧より抜粋。確かにここだけみると2022年8月公開の記事が多いように見える。

こんな感じで個別の記事を開くと、公開日と最終更新日は異なっていることがわかります。

尚、どこを更新したのかは閲覧時点(2023年5月)で記事から読み取ることはできなかった。

※Lumediaの記事は「公開後も最新の知見に基づいたアップデート」がさせるとクラファンサイト上で明記されていおり、何かしら最新の知見に基づいた更新が行われていると思われます。

READY FOR クラファンサイトより抜粋。

※尚、先ほどのグラフはこの「公開日」ベースで集計しています。

©井倉之記

ストイックな査読体制

Lumediaのウリはなんといっても掲載記事が執筆者と異なる医師「査読」される、という点にあります。8

READY FOR クラファンサイトより抜粋。

sekkaiこと山東典晃氏も1本の記事の執筆にあたり15本の論文を読んだと言っています。9

メンバー中、編集長のやさひふ氏に次ぐ執筆量を誇ったドクターK氏
「方向性の違いみたいなもの」とのことです。

「僕ルーメディア嫌いなんで良かったです」 医クラの中でもLumediaの評価は割れている。

Lumedia 編集長 やさひふ(@S96405539)氏

Lumedia編集長はやさひふ(@S96405539) という医クラが務めています。Lumediaに限らずTwitter上でも積極的に情報発信をしている人です。実名とかわかりませんが、どんな人かちょっと振り返ってみましょう。

香港に本社がある謎の輸入代行会社リンク事件

2022年3月、丁度Lumediaのクラファンを実施していたころ。
過去にやさひふ氏が勧めた美容液の購入リンク先が怪しい香港の輸入代行会社だった事件。

当該リンクは2020年7月にやさひふ氏が投稿したものです。10

リンク先では、イベルメクチンにアジスロマイシン、ヒドロキシクロロキンにセマグルチドのダイエット利用の記載があり一部で騒然となりました。

おそらく指摘を見たのか、”リンクが古くなっている部分がありました”として、やさひふ氏は当該ツイートをこっそり削除しています。

猫アレルギー啓蒙事件

2023年3月、【猫アレルギー対策】として啓蒙した内容が猫好きの間で炎上した事件。11特に「②屋外で飼って寝室に入れない」と「⑦週2回以上猫を洗う」が猫愛好家の間で問題視されました。

如何に”エビデンス”に沿った提案とはいえ….

投稿時点で返信制限がかかっていたため、主に引用RTの方で批判されています。
205のRTに対して引用504件。

環境省の「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン(リンク先PDF注意)」というものがあります。
その中の2.飼い主の責任 「①放し飼いをしない」において、「猫は屋内で飼うようにしましょう」と記載されています。

その他のガイドラインでも猫は室内飼育が推奨されています。

外に出る猫は、交通事故や病気のリスクが非常に高く寿命は室内飼育の半分くらいとも言われています。また公共の場所でのフン尿や物を壊すなどのご近所トラブルの原因にもなります。

1 今どきは、完全室内飼育 今どきの、猫の飼い方【新潟県動物愛護センター】

流石に見かねた、前段のドクターK氏が何点か質問をしていましたが、やさひふ氏からの返信は無さそうでした。

また、猫好きながら猫アレルギーゆえに猫を飼えずに、Twitter上の猫画像を頻繁にRTするsekkaiこと山東典晃氏の目には触れなかったのか、sekkai氏側からの反応はみられませんでした。
きっと見ていたら、他の猫好き同様の反応をされたに違いありません。

sekkai氏は猫アレルギーだが、週二回以上猫を洗ってまで飼うことはしない。

これからのLumediaにご期待ください

更新は続いてるものの、設立当初ほどの露出が無くなり、現在は存在感が弱くなってしまった印象のLumedia
そういえばあのLumedia今何してる?の声もあるようです。

弊ブログは1銭もクラファンに参加していないので気にしませんが、延べ1,339人、12,109,000円の期待に応えられるよう更なる飛躍を願ってやみません。

脚注

  1. 2023.6.4 ドクターK氏のTw①(魚拓)
  2. しかしながら、たとえばこびナビの峰宗太郎氏のように、職場(感染研)からの指令により公式からアナウンス無く、こびナビ副代表を辞しこびナビの諸活動からも音もなく居なくなる例もあり、まだアナウンスして知らせるだけ良心的と言える、のではないか。
  3. Lumedia – Members (2022.3.13)(魚拓)
  4. 2023.6.4 ドクターK氏のTw②(魚拓)
  5. Lumedia|医療情報を専門家から、もっと正しく、わかりやすく。-プロジェクト本文(魚拓)
  6. 2023.6.5 銀座みやこクリックtw(魚拓)
  7. ついでに、クラファンサイトでも必要に応じて記事を更新する旨が記載されている。
  8. 執筆者が所属と実名を明かさない匿名医クラが多いのはどうなのだ、というのはここでは置いておく。Lumedia顧問の勝俣先生を信じるしかない。
  9. 2022.3.16 sekkaiTw(魚拓)
  10. 2020.7.6 やさしい皮膚科医Tw(魚拓)当該ツイートは上から2番目【コスパ最高のアンチエイジング】~
  11. 2023.3.5 やさひふTw(魚拓)
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